【待ってた…!】日帰り名古屋の旅

行ってきました!名古屋!!(1か月くらい前の話)
(曇りの予定だったのに見事な快晴!笑)
本当に東京って今年涼しいんだなぁと思い知らされる暑さww



希望の時間帯がすでに満席だったため、久しぶりに始発の新幹線に乗っていきました。(朝4時起き、さすがに身体がついてこなくなってきたのを実感)


でも始発で行ったら思わぬラッキーが!
名古屋で有名な一日中モーニングが食べられるお店、リヨンさんの開店前に着いたので並んで開店と同時に入ることができたのです。(しばらくしたらまた外に列ができてたのでかなりの人気店なんでしょうね)


名古屋に来たなら一度は挑戦したいじゃないか!
ということで人生初の小倉トースト。
甘いものが苦手な私でも食べやすいほのかな甘さ(でも一切れで十分)笑
トーストにサラダとゆで卵、アイスコーヒーがセットで650円。モーニングとしては少し高めなのかな?
本当はドリンク1杯分のお値段にトーストなどが付くセットもあったんですけど、野菜が欲しかったのでこのセットにしました。

モーニングの後は、「メーグル」という観光循環バスに乗って今回の目的地「徳川美術館」へ!!

このメーグル、名古屋市内の主要な観光スポットを回ってくれるバスなので初めて名古屋観光をする人には便利だと思いますよ。
ちなみにバス車内のアナウンスは名古屋おもてなし武将隊が担当。
家康公が流暢な英語でアナウンスしてくれるのは必聴です(笑)



着いたー!!!!!!外に列できてるー!!!笑

まぁ、予想はしていたけれど。刀見るのに90分待ちとかあるんですね…。


今回の展示では多くの刀剣も展示されたわけですが、目玉はなんと言っても

鯰尾藤四郎と骨喰藤四郎、約400年の時を越えた対面

なんですな。

ところで「鯰尾と骨喰ってなんぞ?」という方に簡単なご説明をば。


■「鯰尾藤四郎(なまずおとうしろう)」とは

刀工 粟田口吉光作の脇差。元は小薙刀。大坂夏の陣で焼身となった後、磨り上げられ脇差となる。

鯰の尾を連想させる”ふくら”がふっくらした姿から「鯰尾」の異名を持つ。

家康死後に御分物として尾張徳川家に伝わり現在では「徳川美術館」が所蔵。


■「骨喰藤四郎(ほねばみとうしろう)」とは 

同じく刀工 粟田口吉光作の脇差。薙刀直しの脇差で、『斬る真似をしただけで骨が砕ける』とされたことから「骨喰」の名がついた。足利、大友、豊臣と主を転々としながら大正時代に豊国神社に下賜。現在も「豊国神社(京都)」が所蔵。

つまり、2振りは同じ脇差で同じ刀工によってつくられた、いわば兄弟刀みたいなものなのです(某ゲーム内では双子のような立ち位置だったりします)。

(ちなみに擬人化されるとこうなります 左:鯰尾、右:骨喰)


そんな2振りが400年の時を越え、隣に並べられ展示されるなんて!しかも徳川(鯰尾)と豊臣(骨喰)のある意味公式コラボ(?)なところも、歴史好きとしてはたまりません。


骨喰は私が昨年からずっと見たかった刀で、「大・関ヶ原展」も「琳派」の時も悉く都合が合わず見ることが出来なかっただけに、その姿を見た時の感動もひとしおでした。

骨喰でかっ!

ってのが率直な感想だけれども(笑)

鯰尾と並べると同じ脇差なのにこんなに大きさが違うのかと思うくらい大きさが全然違うんですね。

鯰尾くんはその名のとおり、「ぽて」っとした感じなのですが骨喰くんは「しゅっ」とした感じです(圧倒的語彙力不足)。

でも2振りとも美しい。この刀たちが何百年も前には現役で活躍していたのかと思うと、ちょっと身震いしちゃいます。


もちろん、刀剣以外の展示も見応え十分。

信長・秀吉・家康が着用していたとされるそれぞれの具足(甲冑)や、信長が秀吉のことを「禿ネズミ」と呼んだ手紙の展示など本当に貴重な品々ばかり。

中でも個人的に興味を持ったのは特別展示の括りではないのですが、「夏の茶事」として展示されていた釜や茶器。

夏場の茶会では夏の暑さを遠ざけ室内気温を低く保つために小ぶりの釜が選ばれたり、口が大きく平たい茶碗で湯の温度を早く下げる工夫をしていたそうです。

そういう繊細な感覚って現代だとなくしがちなのですが、先人たちは季節の移ろいに敏感で、そんなそれぞれの季節の過ごし方を良く知っていたのだなと思うと、そういう生活に憧れるなぁなんて思ってしまいます。


(じっくり見てたら2時間なんてあっという間に過ぎていきました。笑)


その後は少し足を延ばして犬山へ。


お昼は冷鯛茶漬け!外が死ぬほど暑かったので冷たいお茶漬けは最高でした!

だし汁もしっかり鯛の味が出ていて美味。


そしてメインの犬山城へ。

(犬山城は現存国宝天守 5城のうちの1つです)

派手さがなく素朴な城ですが、現存する天守の中では最古といわれているだけあって、当時の趣をそのまま感じることの出来るお城です。

「あれ意外と小さいな??」なんて思ってたら中では

傾斜のきつい階段が待ち受けておりました…

個人的に松江城や熊本城を上回るつらさ。

着物(浴衣)を着てくると入場料が無料になるキャンペーンもあるらしく、浴衣を着ている女性も多かったのですが、絶対着崩れる。

スカートも危険なので女性はパンツスタイルで行くことをおすすめします(笑)

でも上からの景色は最高です。傍を流れる木曽川が美しい。

写真の奥はもう岐阜県なので、ちょうど県境なんですね。

よく夏場になると高温地点として取り上げられる多治見も、実は犬山から電車で1時間半くらいのところにありまして。

どうりで暑いわけだよ(笑)

そんな県境にある犬山城ですが市内から特急で30分ちょっとで来れるので日帰りでも十分まわれますよ。

もちろん城下町には資料館やお土産物屋さん、飲食店などもたくさんあるので見どころ満載です。


そうそう、名鉄小牧線に乗ると小牧駅から犬山駅の区間が単線運行になるのですが、長閑な風景の中をゆられていくと、ちょっとした小旅行気分を味わえます。

暖かな日差しが差し込んできて、ついついウトウトしてしまいました(笑)

外は地獄のように暑いんだけどね。



【編集後記という名の反省会】

いや、これ実は帰ってきてわりとすぐに書き始めた記事だったのですが、いつの間にか1か月経ってまして(笑)

新鮮な気持ちのまま文章を書けていなくて申し訳ないと思いつつ、その日のことを改めて思い出しながら書くと「自分にとって何が一番印象的だったのか」が明確になるなぁなんて思いました。

個人的に一番印象的というか思い出に残ってるのは、実は骨喰を見た感動よりも徳川美術館に向かう時、バスの中で外国人に英語で話しかけられて、目的地に着くまでずっと英会話をし続けなければいけなかったことだったりします(笑)

国際系の学科出身者が「英会話をし続けなければいけなかった」なんて言うのは許され難いのですが久しぶりの英語に戸惑いを隠せず…(`ω´;;)

でもそんななけなしの英語力でも旅先の一期一会で会話できるのは素敵なことだなと思いました。

これを機に日常生活でもまた英語に触れる機会をつくろうかな、なんて思ってみたり…。





余談ですがこれで今年に入って東海道新幹線を使うのが4回目だったりします。

出張かのように東海道新幹線使ってるなww


ひといろ

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