京都放浪記(2日目 後半)

嵐山を後にした後は、そこから15分ほどさまよい歩いて二尊院へ。


「紅葉の馬場」と呼ばれる参道は紅葉の名所だそうです。

(まぁ、冬だからね…なんもないよね…笑)

びっくりするほど人がいないし、びっくりするほど静か!

きっと紅葉の季節は賑わうのだと思いますが、冬は本当に静けさに包まれていました。

参拝される方も年配の方がちらほら程度。

むしろ渡月橋や竹の径の賑やかさはどこにレベル…!!


本堂の後ろには「小倉山」。そう!百人一首で詠まれている

「小倉山 峯のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなん」

の小倉山です!

(これに惹かれて二尊院にやってきた私)

ちなみに藤原定家が百人一首を選定した時雨亭跡は、この小倉山の山腹にあったとされているそうです。

二尊院には二条家、三条家などの公家のお墓や土御門天皇、後嵯峨天皇、亀山天皇の分骨を安置する三帝陵があるそうなのですが、いかんせんこんな階段と、暗さと、人のいなさにビビッて行くことができませんでした(笑)

ほら、あるじゃないですか、何となく感じる空気というか、「あ、これ行っちゃいけないやつだ」ってやつ。



そして二尊院を後に向かった先は大覚寺

ちなみに歩きました。


今、思えばなんでバスを使わなかったのか…。

バスじゃ通れないところを歩くのが好きなので、ついつい歩いてしまうんですよね~。

この廊下は「村雨の廊下」。

大覚寺の何が美しいってこの廊下が美しいんです。

お寺にも色々あって、少し猛々しさがあるような所もあれば、自然と同化しているような所もあるように、それぞれ雰囲気が異なるんですね。

大覚寺さんは、どちらかというと洗練された風流を感じるような所でした(個人的な感覚ですが)。


そんな大覚寺にいるのは膝丸

膝丸とは

髭切と同じく源氏の重宝として知られる一振。試し斬りで罪人を斬った際に、両膝まで一刀で断ったことが名の由来とされる。大覚寺所蔵。髭切と同じく、膝丸も薄緑や蜘蛛切など次々と名を変えている。

あ、そういえばおみくじも引いたんですけど、見事に凶でした(笑)

戒めはしっかり受け止め、慎み深く生きようと思います(笑)



大覚寺の後は、なぜか嵐電嵯峨駅まで20分歩き(バスという手段を選ばないのが私流)、四条大宮を経て(刀剣乱舞の三日月宗近のパネルを撮り)、河原町へ。

(阪急大宮駅のホームはちょっとノスタルジックな感じが好きです。名古屋もそうですが、京都の駅もなかなかに古いので、駅構内の改装が進む都民としては、どことなく古さを感じる雰囲気が好きです。あと!!あの臙脂色の車体が素敵です!!!←)



河原町について向かった先はまさかのアニメイト。

東京で買い損ねたAnimeJapanの前売券をなぜか京都で買うという一人だからこそできる自由行動w

そして夕飯はいつもどおり「Bの階段」へ!

今回は蒸し鶏と青菜のお茶漬けをセレクト。

ここ、夜遅くまでやってるし女性一人でも入りやすいので一人旅にはおすすめです♪



食後はこれもいつもの定番コースで、夜の花見小路をお散歩。

雨に濡れた石畳がまた雰囲気あって素敵でした。

この時間帯になると黒塗りのタクシーが何台も入ってくる光景がちょっと異様です(笑)




<余談>

帰り道、祇園四条駅で出店していた神戸のスイーツ「Amaria」で宇治抹茶使ったざらめシューを購入。抹茶の濃厚な風味とシューについているざらめの食感がたまらんですな!

ひといろ

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