京都放浪記(2日目 前半)

2日目は(もう10年ぶりくらい来ていなかった)北野天満宮からスタート!

しっかり御朱印もいただいてきました。

ちなみに小学生の時に北野天満宮を訪れた際、タクシーの運転手さんから教わったことがありまして。

拝殿のところにある鏡に自分の姿を映してお詣りするのが正しい方法だそうですよ。

今回の目的その2

鬼切丸(髭切)の展示!!

(何も知らない人が宝物殿の前にこんなキャラクターのパネルが置いてあったら不思議がるだろと毎回思うんですけどね…笑)


■「髭切」とは

源氏に伝わる名刀の1つで、罪人を試し切りした際に、髭も一緒に切ったことが由来。

鬼丸だとか友切だとか時代によって色々な呼ばれ方をされていた。北野天満宮所蔵。

※ちなみにゲーム内ではレベルによって衣装が変わる特殊なキャラクターです。

こちらが本物の髭切さん!!

さすが太刀、でかいな。

平安の太刀らしい反りが美しく、また身幅が狭い細身の刀身でした。

(ちなみに髭切さん、入ってすぐの正面ど真ん中に展示されているので、ちょっと心の準備が出来ていないままの対面となりましたww)


髭切さん以外にも「これでもかっ!」ってくらい刀剣の展示がされていて、その全体図は壮観でした。

今まで私が見てきた刀剣は刃紋が割ときれいなものが多かったので、「どうやったらこんな刃紋になるんだ!?」みたいなのも見れて面白かったです。

宝物殿の後は梅苑に。北野天満宮といえばやっぱり「梅」です!!

※なんで梅なのかは「飛梅伝説」で調べてみよう!笑


私が訪れた時はまだ5分咲きってくらいでした。


梅といえば、“花の終わりの言葉”というものを以前見かけたことがありまして。

桜は「散る」、椿は「落ちる」、そして梅は「こぼれる」

というそうです。

これ本当に大好きで。こういう繊細な感覚やそれを表す日本語の美しさって、とても大切なものだなぁと思うし、これからも引き継がれるよう、今の自分たちが忘れずにいなければと思うのです。

梅苑の入場料にはお茶菓子代が含まれているので、中で梅茶と麩煎「菅公梅」をいただくことが出来ます。




北野天満宮からてくてくと10分ちょっと歩いて北野白梅町駅から嵐電に乗って仁和寺へ。

ずっと行きたいと思いつつ、なかなか足を運ぶことがなかった仁和寺。

きっかけは中学生の頃にハマっていた「遙かなる時空の中で」というゲームに出てくる「永泉」というキャラクターが“御室の皇子(みこ)”と呼ばれ、仁和寺で修業していたから。

(界隈でこの作品名を出すと、ある一定以上の年齢だと分かります 笑)

仁和寺は明治時代まで出家した皇室出身者が門跡(住職)を務めてきたお寺でした。宇多法皇が仁和寺に「御室」を造営し、起居する御所としたことから、その建物が「御室御所」と呼ばれ、やがては仁和寺の別称となったとされています。

ちなみに調べて初めて知ったのですが、あの「オムロン」の創業地も近くにあり、「オムロン」の名称はこの「御室」から来ているそうです。(Wiki参照)

遠くに五重塔が見える北庭は時間の流れがとても穏やかで過ごしやすい場所でした。

半日あそこでぼーっとしてても良いくらいです(笑)


世界遺産として登録されていますが、清水寺や金閣寺のように「THE 観光地」というところでもないので、人が多い京都の中でもゆっくり出来るのではないでしょうか?

こちらは有名な「御室桜」。

いつか桜の季節に訪れたいものです…。



仁和寺から再び嵐電に乗って嵐山へ。

電車に乗るとお仲間らしき人たちにたくさん遭遇しました。

↓ちょうど刀剣乱舞のスタンプラリーやってるんですよね。華麗にスルーしてきましたが(笑)

お昼は良彌さん湯葉あんかけうどん!このお店、店先でテイクアウトできる「ゆばチーズ」が人気のお店らしいです。

店内でも京都嵯峨料理が楽しめますよ!



長くなるのでここで一旦終了!

2日目後半に続く

ひといろ

0コメント

  • 1000 / 1000