IWGP

2018年、観劇はじめは「池袋ウエストゲートパーク SONG&DANCE」!

あ、明けましておめでとうございます(数か月遅れ)。

今年もゆるっと書いていくのでよろしくお願いしますm(__)m


1月に観劇したものの、なかなか書き上げることが出来ず今さらアップしました(笑)


「池袋ウエストゲートパーク(IWGP)」、ご存知の方も多い作品ではないでしょうか?

原作の小説発表から約20年。

小説をもとにしたテレビドラマも放送されており、原作は今でもシリーズ続編が出ている人気シリーズですね。

実はこの作品、自分がまだ小学校低学年かそこいらの時代だったのであまり記憶になく(笑)


そんな社会的な話題にもなった作品が、「ミュージカル」になりました!

しかも公演情報が出された時、東京公演はなんとあの「芸劇(東京芸術劇場)」ときた!!

(ホールも「シアターウエスト」…。ウエストづくし 笑)

「池袋ウエストゲートパーク(池袋西口公園)」の前にある劇場ですね。

なんて整いすぎている舞台なんだろうと思いました(笑)

※芸劇は高校演劇の中央大会(都大会)の会場としても使われるので、すごく懐かしい気持ちもありました。私たちは中央まで進めなかったけどな!!!


ちなみに私は「池袋ウエストゲートパーク」という単語だけ聞き覚えのある状態での観劇。なのであらすじとキャラ設定はwikiで流し読みした程度の、前知識ほぼゼロで行った感じです(正直不安だった…笑)。



今回は客席が200席ちょっとの“対面式”ということで、 有名作品のわりにとてもコンパクトな劇場でやるんだなって思ったけれどあの小劇場特有の距離感が久しぶりで、とっても良かったです。

 (しかもなぜか先行2つも落ちたのに一般発売で最前取れちゃったものだから尚更近距離でビビった)

それと久しぶりに補助席“座布団”を見て、ちょっと懐かしくなりました(笑) 



本当に今回の舞台は、メインステージだけでなく通路、階段至る所を使っていて斬新でしたね。

最前だと普通に役者さんが自分の目の前を通って出捌けするので緊張感MAXですよ!!

染さん(染谷俊之さん)目当てで観に行ったんですけど、自分の好きな役者が目の前通ってドキドキするんじゃなくて、染さん演じるキングのオーラに圧倒されてドキドキしっぱなしでした。

それだけ役者の息遣い、オーラまで近くに感じる距離感。


あと、何よりも私が主張したいのは「照明演出の素晴らしさ」!!

今回は前述のように対面式のステージだったので大道具が一切なし。

ダンスと、細々した小道具で魅せる必要がある舞台だったんだけど本当に照明が綺麗で綺麗で(笑)

特にSS(ステージサイドスポット)って言っていいのかな?もう綺麗すぎて「これ正面で見たいわ~~~!!!」ってなりました(多分伝わらない照明担当だけの滾るポイント)。


OPと終盤で抗争が激しくなった時。終盤ではナイフを持って各チームのメンバーが出てきたんだけど、その時のスローモーションとか白のSSとか、もうゾクッと来ちゃいました。すごい。

照明で魅せられてる感半端なかった!!

でもサイドの照明吊ってるところに小道具置いたり衣装かけてたから役者が火傷しないかちょっと心配だったり…(笑)灯体めっちゃ熱いからさ…素手で触ったら普通にやけどすっからさ…(笑)


個人的には、頭からのめり込むような感じではなかったのですが話しが進むにつれ、グッと引き込まれる感じが最高でした。

でも一番のきっかけは吊るされた××(あえて伏せます)がパッて舞台上に出た時かな。

暗転からのあの衝撃的なシーンはかなり引き込まれた。

そして、あぁ単に流行りの「舞台化」じゃない、芸術的な作品なんだなと思いました。

内容は荒々しいのにに、芸術として昇華されててすごく上品・上質って感じ。


あと、面白かったのが客入れの時点でダンスバトルをしてるところなんです。

だから開場から少し経って入るといきなりダンスバトルしてるところに遭遇するというね(笑)

かなりインパクトあるだろうなぁと思いつつ、こういう客入れも工夫されていて素敵だなって思いました。


残念ながら映像化されていないのですが、これから先、ぜひ再演を重ねていってほしいと思うし、シリーズ作品も上演してもらいたいなぁと思える作品でした!

ひといろ

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